2019年05月

bacho
「ローカル to ローカル」を掲げ、姫路を根城に活動する
エモーショナルロックバンドbachoの初期の曲を再録した
後追いリスナーにも優しい編集盤。
メッセージ性の強い歌詞とエモい曲展開で
拳を握りしめてシンガロングすること間違いなし。
リリースも一貫してendzweck/FIXEDのドラマー宇宙氏のレーベル
cosmicnoteというのも漢気を感じる。

footballetc_corner_107
USヒューストンの女性エモバンドFootball,etcの3rd frm StiffSlack。
女性特有の優しくて柔らかなボーカルと爆音で爆発力のある楽曲ではないが
シンプルな曲構成でジワジワと積もっていくエモーショナル。
それが爆発するわけでもなく、スッと抜けていく気持ち良さ。
エンジニアがJawboxのJ.ロビンスとは納得の1枚。

gandv
キンセラファミリーツリーで結成されたインストポストロックバンド
GHOSTS AND VODKAのコンプリートディスコグラフィー。
以降、フォロワー・インスパイア系のバンドは数知れず。
バンド名の通り透明感があり爽やかに突き抜けていくが
どこか癖のある楽曲で耳に残る残響音。
所有している盤のライナーノーツはティム・キンセラが担当。

theoremジャケ
京都オルタナの雄theoremが様々な苦難を乗り越え
結成12年目にして初のフルアルバムをリリース。
高らかに掻き鳴らされる突き抜けたロックンロール。
聴いていて気持ちが良いほど爽快な気分にさせてくれる1枚。

すとーりーず
ZAZEN BOYSにとって初のアナログリリースもされた2012年リリースの5th。
今まで連番タイトルだったものに初タイトルが付き
曲名も近年ローマ字表記主体だったものが
全て日本語表記になり逆に新鮮だ。
独特な酔っ払いの戯言のような歌詞は健在で
前作よりもリフを主体に置きシンプルになったように感じる。
メロディも強くなっており、原点回帰しているような印象を受ける
This is 向井秀徳サウンド!

↑このページのトップヘ

.title span{ color:#ff4a4a; }